若者に記憶された風景と成長段階に関する研究
若者が体験し記憶している風景をインタビューと風景スケッチから調査した。1)風景を記憶した場所は、成長するに従い日常生活域の『遊び場』『家』などから『学校』『通い道』『町村』へ、そして非日常生活域の『自然地』『都市』へと変化していた。2)成長に従い、眺望性のある風景が多く現れた。3)「原風景」の幼少期と思春期の間に,異なる風景体験の傾向を持つ中間期(中学生・高校生時代)がみられた。no.57, p.45- 58
千葉大学園芸学部学術報告