21年度助成額100万円
キャラクター開発担当
本研究は本学の強みを活用した研究である。メディア学部が有する「メディア技術力」と観光学部が有する「地域ノウハウ」、そして千葉県最大の総合大学としてのネットワークを駆使した「地域の皆様と協働」するといった強みを掛け合わせた内容となっている。
【研究動向・着想経緯】「地域創生」が社会課題として叫ばれるようになって久しい。多くの施策が全国で実施されてきたが、人口減少、高齢化と未だ多くの課題が山積している。そのような社会課題に対し、本学が有する「メディア技術力」と「地域ノウハウ」「地域連携のネットワーク」を用いる事で「地域創生」一助を提示するというのが本研究の着想起点である。 【研究概要】本研究ではXR技術を用いて「地域ツーリズムコンテンツの開発」を行う。最終成果物は3つある。一つ目はVR技術、二つ目はAR技術を用いた「大学ノウハウ(蓄積した知見)を活用したツーリズムコンテンツの開発」である。例えば、VR上に安房キャンパスが登場する。一般的には景色しか存在しないが、本研究ではそこに観光学部で蓄積した周辺地域の歴史的知見等をアーカイブとして活用し情報提供を行う。三つ目はXR技術(VR)を用いた「療養者の為のツーリズムへの提案」である。長期療養で観光に行けない方に観光を体感して頂くためにXR技術(VR)を用いて代理で観光地を巡るシステムの提案を致したい。メディアの有する技術力と、観光学部のノウハウを組み合わせることで長期療養の方の一助となる事を目的としている