研究課題/領域番号:17K12146
(2017~2021年度:4,680千円)
超高齢社会を迎えて看護師の量的・質的充実が期待されるなか、本邦の看護系大学はいまや240校を超えている。一方で、看護系大学の急増に伴い看護教員の不足は深刻な問題となっている。そのため、その実態を明らかにし、看護教員数の充足に向けた対策を提案することは喫緊の課題と考える。そこで、本研究は1)看護系大学における教員不足の実態と課題、および看護教員のキャリアの実態について明らかにする、2)看護系大学教員の不足と看護教員のキャリアの実態に関する国際的な動向を明らかにする、3)以上に基づいて看護系大学教員の充足と定着に向けて、看護教員のキャリアパスモデルを提案する、ことを目的とする。