概要:大学1 年次に分娩見学を行った看護学生4 名を対象に学生自身の分娩に対する感情、学習意欲、ライフプランにどのような影響を与えたのかその変化を明らかにすることを目的にインタビュー調査を行い質的に分析した結果,分娩見学前後の学生の変化を【学習意欲の向上】【分娩見学の効果に対する自覚】【分娩に対するイメージ】【自身の分娩・子育てに対するイメージ】【児に対するイメージ】【周囲の人々の支え】【母親への感謝】【命の尊さに関する思い】の8 カテゴリーに分類した.分娩見学は看護職としての自己のあり方を考える機会になり,その後の学習に対する意欲を向上させる可能性が示唆された.
著者:飯島亜樹,宮澤純子
分担:研究計画立案,分析,文献検討,論文作成支援