概要:マッサージの中でもハンドマッサージは施術をする側も受け手も準備や時間をかけることなく実施でき、血圧の低下や不安の軽減などの効果が証明されており、臨床ではリラクゼーションやコミュニケーションを目的として活用されている。本研究で考案した教授内容によるハンドマッサージのトレーニングをうけた看護学生が対象の看護学生にマッサージを実施した結果、身体的指標では対象者の血圧が実施後に有意に減少し、心理的指標では POMS の総合得点および下位項目<緊張‐不安><疲労><困乱>得点、STAI の<状態不安>得点が実施後に有意に減少した。
著者:清水清美, 宮澤純子, 山田万希子, 松尾尚美
担当:研究計画立案,文献検討,データ収集