超音波画像が映す末梢静脈カテーテルの留置の実態と合併症との関連
科学研究費補助金
基盤研究(C)
薬剤や水分・電解質の投与を目的とした末梢静脈へのカテーテル留置は、医療現場に欠くことができない。しかし、合併症により多くの患者に穿刺と抜去が繰り返されている現実がある。これまで関連要因が探求されてきているが、本研究はエコーを用いて、どのような血管にどのような状態で留置されているのか、という1)カテーテルの留置の実態、2)穿刺技術に優れる熟練看護師の留置の特徴、3)合併症との関連を明らかにすることで、より安全で、より長く留置できる技術の確立を目指す。