外国人診療の質的向上に向けての留意点 アンケート調査より改善点を抽出して
従来、本邦における外国人診療に関する研究は、医療従事者を研究対象としたものであった。本研究では、医療を受ける患者を対象にアンケートによる満足度調査を実施した。結果、今後の外国人診療の質的向上に向けて、検査結果の十分な説明を含むインフォームド・コンセントの充実、患者の自国の文化背景、食習慣、価値感を基にした生活指導の実施、プライバシー保護の改善が求められることが明らかとなった。研究全般
平成18年度近畿地区看護研究学会集録P.88 -90