講演・口頭発表等[R]

基本情報

氏名 山田 万希子
氏名(カナ) ヤマダ マキコ
氏名(英語) Yamada Makiko
所属 看護学部 看護学科
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル

施設入居虚弱高齢者の「発話」が嚥下機能および心身に与える効果 

講演者

 

会議名

第37回日本看護科学学会学術集会

発表年月日

2017/12/17

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

 

招待の有無

 

記述言語

 

国名

 

会議区分

 

国際共著

 

会議種別

 

主催者

 

開催地

 

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形式

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概要

これまで構築してきた日常生活行動の「発話」を活用した嚥下機能維持・向上ケアモデルの効果検証した。
対象:介護老人保健施設入居高齢者8名
研究デザイン:クロスオーバーデザイン
 『朗読(こぶとり爺さん):7000個の単音節』群と『昔語り:30
 分間』(傾聴ボランティアの介入)のケアモデルの2群の介入研究。
 被験者を2グループに分け、各群の1週間空けた。
-評価指標-
【嚥下機能】①口腔粘膜湿潤度(舌上、頬粘膜)②反復唾液嚥下テスト3回目積算時間、③オーラルディアドコキネシス(OD)「/パ/」「/タ/」「/カ/」
【ストレスマーカー】唾液中の①アミラーゼ②コルチゾール③クロモグラニンA
【心理】①満足度②快適度③楽しさ④意欲⑤不安感⑥疲労感(NumericalRating Scale)」
■ 『朗読』は舌先の巧緻性を高め、『昔語り』は舌奥の巧緻性を低下させた後に回復したことより、 『朗読』と『昔語り』による「発話」は、嚥下機能に関連する舌筋に影響を及ぼすことが示唆された。
■『朗読』と『昔語り』の介入によるストレスは『昔語り』の方が少なく、また、
『昔語り』は、満足して楽しいというプラス評価が高く、疲労や不安というマイナス評価が低いことから、QOL観点から考えた施設入居高齢者の誤嚥性肺炎予防として活用するケアモデルには『昔語り』ケアモデルが有用であることが示唆された。
■今後は「発話」の評価指標の開発と長期介入による「発話」の効果検証を行う。(平成25-27年度文部科学省科学研究費補助金(基礎研究Ç:25463587)の助成を受けて実施した)

実験、データ採取、検体採取

主要業績フラグ