地域住民への支援の在り方を検討する基礎情報を得るため、地域住民の健康課題と医療・福祉ニーズに関する実態調査を行った。千葉県内の3つの生涯学習の場に通う地域住民127名を対象に、MOS 8-Item Short-Form Health Survey 日本語版(SF-8)を用いて健康関連QOL、および居住地域の医療・福祉体制の整備について4件法で回答するもの、対象者の特性を含む自記式質問紙を用いて集合調査法で調査を行った。地方都市地域の住民は大都市地域住民よりも、日常生活を送る際に健康上の理由でQOLが妨げられていること、医療やでとないと福祉のサービスが十分で認識ないとしているため、よりニーズが高いことが示された。