第40回日本看護研究学会
奈良県文化会館
看護師は、患者の権利を擁護/アドボケイトを行う役割があるが、本概念の特徴は未だ不明瞭である。Rodgersのアプローチ方法を用いて概念分析を行い定義することを目的として研究を行った。結果、看護師による患者の権利擁護/患者アドボカシーの概念は「患者が自分自身の意思やありたい姿を見い出し、自分に合った方法で課題に取り組み選択することを、看護師が患者の家族や職場環境との調和を図りながら支援するというプロセスを含む包括的概念」と定義された。