現代文学に見る人間行動のクオリア
李 穎清
日本の古典文学作品に描かれてきたクオリア(質感)は,近現代においても上代文学以来の伝統的な表現技法を継承しているものと推察されるが,先行研究は何もない。上代文学で描写されたクオリアとは,異なる様相を呈するのであろうか?本稿は近現代文学での実態を明らかにするべく調査・分析を続けている研究の一部である。
情報文化学研究
JICS情報文化学会支部研究会
第13号
13406531