埼玉県における生活困窮者の発生と実態に関する研究 ―1945(昭和20)年から1951(昭和26)年の状況について―
終戦から占領期の間の埼玉県における生活困窮者の発生と実態について、男女ともに11歳を頂点とする子どもの生活困窮、女性39歳を頂点とする女性の生活困窮を明らかにし、実際の生活の困難や発生の背景を解明した。また、もっとも保護率の低い所沢、もっとも保護率の高い大宮、鋳物工業都市として労働者の生活困窮が特徴的である川口の3市についてより詳細な検討を行い地域ごとの生活困窮原因を明らかにした。pp.9~23
貞静学園保育福祉専門学校研究紀要 第8号