．臨床能力向上に向けた学内教育の検討　

第46回日本理学療法学術大会　宮崎県

実習前に本学科独自の客観的臨床能力試験（以下OSCE）を実施しており、OSCEの評価者の客観性や実習後に行ったアンケート結果からOSCEの実習への効果を検討した。学生85名を対象にOSCEを行い評価者の課題別の平均点、同一課題における一致率、総合印象の一致率についてt検定を用いて比較検討をした。その結果、評価者間の一致率は医学教育でのOSCEの一致率と同程度とあると考えられ、臨床的な場面を想定して評価の手順を考えて実施する本学科独自のOSCEはアンケート調査も併せて学生にとって効果的であることが示唆された。
理学療法学38　pPI2-461