頚部・体幹筋へのエクササイズが努力性呼気と咳嗽に与える即時効果
頚部・体幹筋へのエクササイズが努力性呼気と咳嗽に与える即時効果を検証した。対象は,10名の入院・外来患者.固有受容性神経筋促通法(PNF)のチョッピングパターン(CHOP),頚部屈曲運動の静止性収縮(NE),安静背臥位(REST)の介入の前後で測定した最大呼気流速(PEF)・随意的最大咳嗽の呼気流速(PCF)から変化率を算出して効果の指標とし比較した。CHOPは,NE,RESTと比較してPEF有意に増大させた。CHOPは,喀出能力の向上に有効である可能性が示唆された。PP.10~15
『PNFリサーチ』Vol.10