本学会は、絵画、詩歌、音楽、ダンス、心理劇等々の芸術活動を介して心身の治療を行う芸術療法を中核として、その諸領域の学術研究の進展と専門的治療技術の普及・充実を図ることを目的としている。設立は昭和44(1969)年で、50年近い歴史を持ち、現在、会員数はおよそ1000人、職種は精神科医、臨床心理士、作業療法士、看護師、音楽家、画家、教師など多彩である。
毎年一回(10月〜12月)、学術大会を開催。さらに学会活動の一環として、芸術療法のさらなる発展充実を目指し、年1回、芸術療法研修セミナーをプライマリーとアドバンスト両コースで開催している。また、学会員としての活動状況を検討の上、「芸術療法士」の認定を行なっている。
なお機関紙として、「日本芸術療法学会誌」を年2回発行している。