肩関節周囲炎の炎症症状に対する非温熱超音波療法と寒冷療法および電気刺激療法の併用治療−早期に夜間痛改善が得られた一症例−
第27回日本物理療法学会学術大会 (東京都千代田区)
肩関節周囲炎にて,MRI所見を基に炎症部位を特定し,同部に非温熱超音波療法と寒冷療法,電気刺激療法を併用し,早期に夜間痛が消失した54歳女性の症例を報告した.初期は上記物理療法を3週実施し、夜間痛消失後は可動域改善を目的とした理学療法に変更した。介入18週で挙上160°となり終了となった。炎症期の疼痛改善にこれらの併用効果があると推察され,炎症期には消炎・鎮痛・組織修復を目的とした物理療法中心のPT介入が妥当であると考えられた.共同研究につき本人担当部分抽出不可能