本研究の目的は,後方歩行能力と運動機能,パフォーマンス,移動能力およびバランス能力との関連性を明らかにし.効果的な介護・転倒予防プログラム立案の一助とすることである。結果,後方歩行とTimed up and go test,5m歩行速度(普通・最大),歩数,握力,Functional balance testに相関が認められた。後方歩行は,運動機能とパフォーマンス,移動能力およびバランス能力に関連性があり,介護・転倒予防プログラムの1つに導入すべき運動項目であることを報告した。
共同研究につき本人担当部分抽出不可能