競泳選手における腰痛と背部筋の筋量および筋硬度との関連
第51回日本理学療法学術大会(北海道札幌市)
本研究の目的は競泳選手における腰痛の有無と体幹筋の筋量および筋硬度との関連を明らかにすることである。結果,,腰痛を有する競泳選手は腰部多裂筋の筋量が減少し,内腹斜筋の筋量の左右のアンバランスが生じていることが示唆され,これらの体幹筋の筋量の違いが競泳選手の腰痛発症に繋がっている可能性がある。また,腰痛を有する競泳選手において腰部脊柱起立筋の筋硬度が高いことから,腰部脊柱起立筋の柔軟性の低下が生じていると考えられた。共同研究につき本人担当部分抽出不可能