ドローイン時の腹囲と腹部筋の筋活動との関連性-せん断波エラストグラフィーを用いた検討-
第53回日本リハビリテーション医学会学術集会(京都府京都市)
本研究では,腹囲からドローインの強度を規定し,強度ごとの腹部筋の張力を計測することで,①腹囲から腹部筋の筋活動を推定することの妥当性を検証すること,②深部筋の選択的なトレーニングに最適な強度を検証することの2点を目的とした.結果,腹囲から腹部の深部筋の活動量を推定することは可能であるが,ドローインの強度の増加に伴って表在筋の活動量も増加するため,深部筋の選択的トレーニングとしては単純に腹部をへこませるだけでは不十分であることが示唆された.共同研究につき本人担当部分抽出不可能