TENSが亜急性期椎体骨折後症例の体幹伸展筋力と歩行,JOABPEQに及ぼす影響
第27回日本物理療法学会学術大会 (東京都千代田区)
本研究では,亜急性期椎体骨折後症例に対して,TENSが身体機能に与える影響を検証した.対象は,第1,3腰椎椎体骨折を呈した88歳の女性1名であり,ABABデザインを用いたシングルケーススタディとした.結果は,運動療法にTENSを併用した場合,運動療法単独介入よりも,歩行機能,体幹伸展筋力の向上を認めた.結論,亜急性期椎体骨折後症例に対して,TENSを併用することで,運動負荷を高めた理学療法を実施できる可能性が示唆された.共同研究につき本人担当部分抽出不可能