本校におけるコミュニケーション能力に対する教育の取り組み
理学療法士には,社会的認知と技能に基づく優れたコミュニケーション能力が求められる。本校ではそのコミュニケーション能力の教育的要素を取り入れるよう,教育の中で様々な取り組みを行っているが,特にコミュニケーション能力に関する直接的な授業よりも,実際に「経験する場面を多く設ける」ことに重点を置いている。本論文ではその具体的取り組みについて紹介し,多くの教育現場で課題となっている「情意領域」に対する客観的な効果判定についても述べた。共同研究につき本人担当部分抽出不可能
東北理学療法教育 第10巻1号