腰椎の分節的持続的回旋が下肢伸展挙上と腰椎屈曲に及ぼす効果
腰椎の分節的持続的回旋手技が下肢伸展挙上と腰椎屈曲に及ぼす効果とその至適強度を検討した。結果,腰椎の分節的持続的回旋手技を実施した群がsham群とcontrol群に比べ下肢伸展挙上が増大した。至適強度は,5Nと10Nおよび15Nで比較した結果,5Nに比べ10Nと15Nが下肢伸展挙上の増大が認められた。10Nと15Nでは有意差が認められなかった。このことから,下肢伸展挙上に対する腰椎の分節的持続的回旋手技の至適強度は10Nであることを報告した。共同研究につき本人担当部分抽出不可能
理学療法 第31巻12号, PP.1247~1255