1MHzと3MHzの連続モード超音波が健常者の僧帽筋上部線維の弾性率に及ぼす影響-エラストグラフィー機能を用いた検討-
超音波療法の1MHzと3MHzの異なる周波数を用いて,僧帽筋上部線維の筋弾性率に及ぼす影響を経時的に検討した.結果,筋弾性率は超音波照射前と比較して超音波照射4分後には有意に低値を示した.また,異なる周波数間においても有意な変化は認められなかった.1MHzと3MHzの周波数を用いてもその効果に違いはなく,4分以上の超音波療法により僧帽筋上部線維の弾性率を減少させることが明らかになった.共同研究につき本人担当部分抽出不可能
物理療法科学 第28巻, PP.1~5