ICTを用いたテレ臨床実習の実践報告を行なった.内容は,症例の基本情報・医学情報・理学療法評価結果の配信と基本動作・担当理学療法士による理学療法評価実演のオンデマンド実習期と,2週のZoomを用いた実際の患者に対する医療面接を中心としたテレ臨床実習期に分けて実施した.結果,学生が行う評価の説明や手順,進め方などを他の学生が他覚的に認識し,互いに指摘助言することで内省を促すことができた.また,学生それぞれの改善点を教員が詳細に把握することで,より個別性の高い指導が可能であった.
共同研究につき本人担当部分抽出不可能