経皮的電気神経刺激(TENS)とストレッチングの併用効果
第22回日本物理療法学術大会(長野県,松本市)
本研究の目的は,疼痛抑制効果のあるTENSと,ストレッチングとの併用効果を検討した.施行は,ストレッチング単独と,TENSとストレッチングの併用の2つとした.評価項目は圧痛閾値と組織硬度(筋硬度),SLRとした.測定はTENS直前,ストレッチング直前(TENS併用はTENS終了直後),ストレッチング終了直後に実施した.結果,ストレッチング単独よりもTENSをストレッチング前に実施することで,筋組織の伸張性が増加し,SLRが拡大することが示唆された.共同研究により分担困難