筋硬度測定の習熟度と測定機器および測定肢位の違いが検者間信頼性に及ぼす影響　

第27回日本物理療法学会学術大会（東京都千代田区）

筋硬度測定の習熟度と測定機器および測定肢位の違いが検者間信頼性に及ぼす影響を検討した．対象は健常成人男性12名とし，施行条件は，異なる3種類の組織硬度計（Myoton-Pro，PEK-MP，NEUTONE-TDM-Z2）による測定とした．検者は教員3名と学生3名とし，測定部位は右腰部脊柱起立筋・右大腿直筋・右上腕三頭筋長頭とし，筋弛緩位と筋伸張位の2肢位で各3回測定した．結果，習熟度が高い・Myoton-Proの使用・筋伸長位の計測にて検者間信頼性が高いことが示された.