本研修は,現状では分科会もなく,理学療法として確立されていない「排泄」ではあるが,急性期・回復期から排泄障害に関しての視点を持てるようにし,介助量軽減のために理学療法(運動療法・物理療法)による機能改善を図る可能性を探るために開催された.また,理学療法士ならではの評価,治療,指導,助言等が行え,明日から臨床で使える排泄自立に向けた理学療法につながるような知識を習得し,その上で排尿自立指導料等の排泄ケアチームに関われるようになることを目標として,講義・実技指導を展開した.
「物理療法による治療法の紹介ならびに物理療法の可能性について学ぶ」