革靴着用が歩行に及ぼす影響 運動学的・運動力学的検討
第52回日本理学療法学術大会 千葉
著者:栗原靖,田上未来,松田雅弘,高橋哲二,松村将司,山田翔太健常成人を対象に,革靴着用時の歩行立脚期に着目し,下肢の運動学的・運動力学的観点からその関係を検証した.結果,革靴着用時では立脚初期足関節底屈変化量および膝関節屈曲変化量が増加する様態に対しブレーキをかけるため,足関節背屈筋群および膝関節伸展筋群による遠心性収縮活動が増大することが推測された.これらのことから,革靴着用が立脚初期における足関節および膝関節の力学的負荷を増大させる可能性が示唆された.共同研究のため,分担困難.