長期透析患者の心理状態から自己管理への援助を考察する
長期透析患者が自己管理していくための看護職によるより質の高い心理的支援に着目した援助について検討した.患者の心理状態として現状を理解しながらも自分をごまかしたりしながら曖昧な対処行動をとっている状態と不満をもちながら生・病気に対してあきらめている状態の2つの心理状態があった.また2つの心理状態を支えるのは希望であった.これたの結果より希望を支える援助が必要であることが示唆され,透析患者のQOL向上のための看護援助への示唆をえた.担当部分:研究計画,論文作成を行った.Pp29-36
富山大学看護学会誌10(1)