講演・口頭発表等[R]

基本情報

氏名 大橋 優紀子
氏名(カナ) オオハシ ユキコ
氏名(英語) Yukiko Ohashi
所属 看護学部 看護学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル

周産期メンタルヘルス臨床で用いる自記式調査票の功罪「psychometrics 2:Mother-to-Infant Bonding Scale (MIBS) Postpartum Bonding Scale (PBQ)」  

講演者

 

会議名

第16回周産期メンタルヘルス研究会学術集会(開催地:千葉) 

発表年月日

2019/10/27

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

 

招待の有無

 

記述言語

 

国名

 

会議区分

 

国際共著

 

会議種別

 

主催者

 

開催地

 

URL

形式

URL

無償ダウンロード

 

概要

産後ボンディング障害の尺度である MIBS、PBQの心理尺度特性を調べ、臨床使用に関する示唆を得ることを目的とし、文献検討を行った. 探索的因子分析:MIBS では 2 因子構造が確認されている. PBQ については一定していない. 確認的因子分析: MIBS、PBQ ともに適合度は不良である. 測定不変性:MIBS について母親と父親における測定不変性が認められているのみである. クラスターの同定:Matsunaga et al. (2017) は MIBS について two-step クラスター分析を行い、病的ボンディング障害のクラスターを同定している. 区分点と複数回使用時の妥当性:MIBS では産後 5 日目で 3/4、産後 1 か月目で 4/5 を区分点という報告がある. 複数回使用時の測定不変性の検討はない. ことがあきらかになった.
MIBS は下位尺度の得点を用いることが適当であるものの、PBQ は臨床で使用できる水準には達していないと示唆された.

示説.
共同発表者:松長 麻美、大橋 優紀子、齋藤 知見

主要業績フラグ