世界遺産 富岡製糸場
富岡製糸場の世界遺産登録に合わせ、「埼玉と富岡製糸場」「皇室と富岡製糸場」など、これまであまり語られてこなかった視点から富岡製糸場の意義を再発見する手がかりとなる内容をまとめた一般向け著作。特に、明治初期の官営期よりも、世界遺産登録の主要な理由である世界に先駆けた技術革新が行われた明治後期~昭和初期の原合名会社所有期の富岡製糸場にスポットを当て、世界遺産に登録された普遍的価値の背景を分析している。(全198P)
勁草書房