観光公害 インバウンド4000万人時代の副作用
インバウンドの加速度的増加は、旅行者による観光地での消費拡大という〝光〟をもたらす一方、地元住民とのトラブルや環境破壊などの〝影〟も生んだ。これを「観光公害」(オーバーツーリズム)と呼び、すでに社会問題化している。京都のみならず日本各地、およびバルセロナやヴェネツィアなど国外の観光地にも足を運び、徹底したフィールドワークで観光公害の実態を提示する。
祥伝社