観光消滅 観光立国の実像と虚像
佐滝剛弘
訪日観光客の増加によるオーバーツーリズムの弊害が日本各地で問題となっている今、日本政府が目指した「観光立国」とは一体何だったのか、検証すべき時期に来ている。人口減による人手不足や公共交通の減便といった問題をはじめ、物価の高騰、メディアの過剰報道など、観光を取り巻く環境は楽観を許さない。豊富な事例をもとに、改めて観光の意義と、ありうべき日本の観光の未来を問い直す。
中央公論新社
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978-4121508218
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