切手と旅する世界遺産
郵便切手は、それぞれの国家やそれに準じる機関が発行するため、各国の政策や文化度のバロメーターとなっている。また、その収集は、かつて「趣味の王様」と呼ばれ、知識層が力を入れる収集対象であった。この著作では、世界各国で発行されている世界遺産に関する切手を題材に、観光への期待や保護の姿勢など、世界遺産に対する各国の取り組みの違いを浮き彫りにするとともに、世界遺産の多様性や課題を伝えている。(全168P)
日本郵趣出版