足底各部の機械受容感覚刺激が有効支持基底面の広さに及ぼす影響
第4回千葉県理学療法士学会
足底各部からの機械受容感覚情報を増加させた場合の有効支持基底面範囲に及ぼす影響を検討した。対象は健常女性14名。以下の4条件を設定可能な足底板を作製した。・刺激なし・前足部内側刺激・外側刺激・後足部刺激。有効支持基底面範囲はクロステストを用いて、前後左右の4方向別に分析した。結果から前足部の感覚情報増加は後方への足圧中心最大移動を抑制し、後足部の感覚情報増加は後方への足圧中心最大移動範囲を増大させることが示唆された。