講座後のアンケート調査からみる理学療法士に対する地域在住高齢者のニーズ
第21回千葉県理学療法士学会
本研究では、理学療法士が地域で実施した健康増進および介護予防講座のアンケート内容から、理学療法士に対する地域住民のニーズについて調査した。千葉県内某市にて開催された講座に参加した地域住民135名を対象とし、アンケート調査を実施した。本調査により地域住民の主なニーズとして「専門職による継続的な介入」が明らかとなった。今後、地域包括ケアシステムにおいて、理学療法士が短期間でも継続的に介入し、住民主体で運動を継続できるシステムの構築に関与していく必要性が明らかとなった。