立位中の足圧中心動揺から若年者と高齢者を識別する
第25回日本基礎理学療法学会
本研究では、高齢者と若年成人を識別するためのポスロジグラフィの有用性を明らかにした。高齢者31名と若年者19名を対象とし、圧力中心指標から構築したランダムフォレスト分類法を用いた。4つの立位条件で、フォースプレートを用いて姿勢動揺を測定した。結果、ラバーフォーム上立位の圧中心指標に基づく分類が最も優れた変数として検出された。次いで閉眼立位が有意な変数として検出された。本研究の結果は、高齢者における立位姿勢の安定性を評価するためのポスロジグラフィの有用性を明らかにした。