本論文では、大学教員が作成した「千葉県立保健医療大学が行う地域のための健康づくりプログラム」を実施し、評価した。満足度において、すべての分野で70%以上の方が「大満足」「やや満足」と回答しており、本健康プログラムが千葉県民の健康づくりに寄与できることが示唆された。各分野のプログラムによる生活習慣の変化は「食習慣の見直しを実施」49。2%、「コグニサイズの習慣化」13。8%、「以前より口腔ケアを意識する」64。6%であった。今回の調査結果から、教員および学生の他学科連携力・地域貢献力の向上に寄与できることが示された。
12(1): 63-67.