地域情報システム(GIS)を用いた地域診断:C県T市の高齢者介護予防事例より
第20回日本地域看護学会学術集会
C県T市における介護予防事業を市全体へ呼びかけて展開してきており、今回GISを用いた地域診断を試み、地位特性を把握し評価した。その結果高齢者数の多い地区に通所リハビリ施設は点在しており、地区公民館が重複している地区があった。一方、閉じこもりリスクや転倒リスクが比較的高い地区では、気軽に通うのが難しい地区があった。社会資源の少ない地区があり、地区ごとの特性に応じた介護予防事業の企画と評価が求められる。