平成 24 年度東金市胸部検診受診者6,769人に問診による COPD スクリーニングを行い、高リスク者および非高リスク者のうち肺チェッカー測定を勧め、肺年齢が実年齢より 10 歳以上高い場合は呼吸機能検査の実施実施しCOPD罹患状況の把握と スクリーニングのあり方について検討した。受診者の約 24%が問診で高リスク者であり、肺チェッカーを実施者の約30% が高リスク者に該当した吸機能検査実施者のうち16.1%がCOPD該当であった。COPD の 6 割が肺チェッカー由来であった。男性に比べ女性では問診で高リスク者を効率的に抽出できていないと考えられた。女性の高リスク者抽出は肺チェッカーが有効であるが、問診項目の付加により効率よく抽出できる可能性も示唆された。