子どもの成長を的確に伝える連絡帳のあり方に関する研究 その1-保育現場における連絡帳の捉え方と書き方に着目して-
綿貫 文野
一般社団法人 日本保育学会 第70大会
日本保育学会
川崎医療福祉大学
連絡帳のあり方について、先行研究から検証した。定義については、「保護者支援」や「保育者と保護者の信頼関係」、「育児記録」といった先行研究から、保育者は、連絡帳を通して、子どもの成長を保護者と共に喜び合うことで、相互交流を深めることがあげられた。また、書き方に関しては、「成長発達の記録」「子育て支援」「育児相談」「保護者支援」等のキーワードからも、連絡帳が保育相談支援の機能に繋がることが明らかになった。