子どもの成長を共に喜び合える連絡帳の活用-自己主張を特徴とする2歳児を養育する保護者をエンパワメントする視点から-
綿貫 文野
一般社団法人 日本保育学会 第74大会
日本保育学会
本研究は、保護者と保育士のコミュニケーションの場となる連絡帳から、コーディングガイドの作成や2歳児の自己主張期について保育士の支援の類型化をとおし、その有効性を示した実践研究である。結果、「連絡帳を通して、保育士と子どもと会話をしている」という示唆も得られた。新人保育士は、インタビューを通じて、研修がないので、自己主張期の解説は、難しいことが明らかになった。