700MeV以下の重陽子弾性散乱のCDCC法による解析
亀山浩文, 八尋正信
日本物理学会, 1986年秋の分科会(素核分科)
日本物理学会
甲南大学
入射エネルギーが400, 700MeVの重陽子弾性散乱を低エネルギー原子核反応の解析において有効であった非相対論的枠組みを用いて解析した。その結果、運動学的相対論効果のみを取り入れれば十分に実験結果を説明することができ、動力学的効果は小さいことが予想されることを報告した。