琴を弾く女―中世説話の音とイメージ
学校法人城西大学創立50周年記念・国際日本文化シンポジウム「音のテクスチャ」
中世文学にする琴を弾く女の像について、王朝和歌から、説話、挿絵をみながら、そのイメージの定着を辿った。また、そのことをとおして、音楽が言葉の世界に取り込まれていく様、弾琴という聴覚の世界が視覚世界に写し取られていく際の因について仮説を提示した。