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Name Okada Miyako
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城西国際大学日本研究センター主催「干支を語る:寅」講師 演題「虎説話にみる対外意識―中世初期を中心に― 

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2010/03/13

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Dummary

中世初期の説話集には多くの虎が登場するが、その一画をなすのが、『宇治拾遺物語』所収の「宗行が郎等、虎を射る事」「遣唐使の子、虎に食はるる事」などに見られる虎退治の話題である。その背景には、『日本書紀』巻十九・欽明天皇や『吾妻鏡』元暦二年六月十四日条にも記録されているような事件への関心があったらしい。その趣旨は、「日本的武勇の象徴」というべきものであり、日本人の国家意識や対外意識の一つの現れということができる。『今昔物語集』とも比較しながらその特徴を考察した。

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