ローズヴェルトの「平和連盟」とウィルソンの「国際連盟」
三島 武之介
第20回国際史研究会
2020年度 サントリー文化財団研究助成「学問の未来を拓く」(「国際政治における観念体系と戦略形成・政策選択のメカニズム」研究代表者:森田吉彦大阪観光大学教授)
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ローズヴェルト(Theodore Roosevelt)とウィルソン(Woodrow Wilson)は、ともに19世紀の「環大西洋リベラル」かつナショナリストであった。だが、第3政党制末期の政界再編の余波を受けて、ローズヴェルトは「パクス・ブリタニカ」を前提に米国の文化多元的現実に合わない「一つの世界」を、ウィルソンは前提とせず米国の地政学的現実に合わない「一つの世界」を目指したことを解明した。