セオドア・ルーズベルトの国家戦略――警察力概念の検討から
三島 武之介
ローズヴェルト(Theodore Roosevelt)外交を扱った近刊の好著2冊を批評した。ローズヴェルトは大国政治の経験を通して各列強の「国際警察力」としての適性を測定していたという新たな視点を提示し、彼の国家戦略は西欧諸国との緊密な連携により米国の国家としての一体性をも維持しようとする点で、ハンティントン(Samuel P. Huntington)の「文明の衝突」論を先取りしていたと主張した。
『年報戦略研究』
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