大腸菌由来の無細胞蛋白質合成系におけるSmpB発現の影響
熊本大学
大腸菌に含まれるSmpB及びtmRNAは蛋白質発現において翻訳停滞が起きたときにリボソームに入り、停滞の原因となっているmRNAを分解し翻訳を引き継ぐことでリボソームを再利用できるようにする役割を有していることが知られている。今回、このSmpBを無細胞蛋白質合成系で発現させた場合の影響について検討を行った。