全力ボードパドリングにおけるストローク特性　熟練者と未熟練者の比較

日本体育学会　第64回大会立命館大学

本研究は、熟練および未熟練ライフセーバーの全力パドリング中におけるボード速度（BV）、ストローク頻度（SR）、ストローク長（SL）を比較し、救助力および競技力向上のための知見を得ることを目的とした。ニーリングパドル、ストロークパドルともに熟練者群のBVは、未熟練者群に比べて有意に高値を示した。ニーリングパドルでは、両群のSRに有意な差はなく、熟練者群のSLは未熟練者群に比べて有意に高値であった。また、ストロークパドルでは、両群のSR、およびSLに有意差は認められなかった。
共同研究（深山元良、植松梓、浦田達也、遠藤大哉、荒井宏和、中塚健太郎、荒木雅信）