Dietary Fructooligosacchari   des Increase    Calbindin-D9k    Levels Only in The    Large Intestine in    Rats Independent of    Dietary Calcium    Deficiency or Serum    1,25 Dihydroxy    Vitamin D Levels　

10th Annual Meeting of Australian and New 　Zealand Bone and Mineral Society (Australia)　

消化管細胞内Ca輸送たんぱく質であるカルビンディンD9k(CaBP)は、食餌性Caの欠乏とビタミンDにより誘導され増加することが知られている。一方、Ca吸収促進作用を有するフラクトオリゴ糖をラットに摂取させると、大腸でCaBPが増加する。本報では、このCaBPの増加がCa欠乏やビタミンDの血中濃度と、無関係に生じることを確認した。この結果から、フラクトオリゴ糖は、CaBPを増加させる新たな食餌性因子であることが明らかになった。